わが子には、小学生のうちから毎日欠かさず勉強する習慣をつけさせてあげたいな…って思いませんか。
そこで今回の記事では、
小学生の勉強習慣づけにおすすめの
自宅学習用の参考書やドリルを紹介しています!
でも、
- 一体なにを勉強すればいいの?
- なにを勉強させればいいの?
…って思いませんか?
自宅学習の方法としては、塾(公文・学研含む)や通信教育もいいけど、一番お金がかからないのは「参考書・ドリル」!
選ぶ際も、
- 「分厚いのは見るだけでウンザリするかも?」
- 「難し過ぎたら全然やらないやろうし、自信をなくしそうやな。」
- 「でも、簡単すぎても意味ないしなあ。」
- 「そもそも、うちの子の頭のレベルってどんな程度なの?」
……などと考えてたら、何を選べばいいのかわからなくなってきます。
ということで今回は、小学生の自宅学習に使えそうだなと私たちが独断と偏見で選んだ参考書・ドリルを集めてみました。
小1からZ会を続けている体験談をまとめた記事もあるので参考にしてみてね。
ちなみに、長女・スミーの息子はZ会で勉強習慣をつけたよ。参考書やドリルは、まずは1冊から!
自宅学習の方法として最もコスパがいいのは、市販の参考書やドリル。
本屋さんに行くとズラリと並んでいるので、とりあえず「表紙のタイトルや帯の宣伝文句に流されて買っちゃった」というママ・パパも多いのでは?
私が血迷って買ったのは、その名も「スーパーエリート問題集」!!!!!
参考書やドリルは、本人が取り組まなければ、無用の長物。
とくに低学年の子に、いきなり何冊も買い与えると子どものやる気がなくなる恐れがあるので、最初は計算ドリル1冊くらいから始めるのがおすすめです。
勉強の習慣がつくまでは、「ごほうび作戦」をとってもいいかも。
わが家の場合、
「勉強(□□□を〇ページ)しないと、1日30分のゲームをする資格なし!」です。
参考書やドリルも塾同様、たくさんの種類があります。
ここからは、巷で評判のいいモノを難易度別にご紹介しますね。
難易度★☆☆|予習復習におすすめの参考書・ドリル
低学年の興味をひきつける「うんこドリル」シリーズ
いわずもがなの人気を誇るうんこドリル。
小学生(主に低学年)の心に響く「うんこ」を、あらゆる問題文に取り入れたくだらなさが秀逸です。
話題になった当初は「漢字ドリル」だけだったけど、今は種類もめっちゃ豊富!
1・2年生 | うんこ漢字ドリル うんこ漢字ドリル【テスト編】 うんこ計算ドリル うんこ算数ドリル うんこ夏休みドリル |
3年生 | うんこ漢字ドリル うんこ漢字ドリル【テスト編】 うんこ計算ドリル うんこ算数ドリル |
4~6年生 | うんこ漢字ドリル うんこ漢字ドリル【テスト編】 |
うちの子も友達の「うんこ漢字ドリル」を羨ましがっていたので買い与えました。
でも、あっという間にやり終えてしまったので、ドリルに直接書き込まないor全ページをコピーする…などして、何回も復習させればよかったとケチな母は後悔しています。
「うんこ」シリーズでやる気になった子なら、算数もこのシリーズで揃えて背中を押してあげるといいですね。
算数ドリルは文章題などにうんこネタが使われてるけど、計算ドリルはほぼうんこ関係ないです。笑
算数の基礎!計算力を鍛える「100マス計算」
低学年におすすめなのが100マス計算!計算が速く・正しくできることは、中学年以上での算数やそれ以降の数学でも必ず役立ちますよね。
最近は100均でも類似品が売られているし、ネットでも無料配布しているサイトがあるので、節約派の人はぜひ探してみてくださいね。
うちの子の通う小学校では1年の頃から学校でほぼ毎日100マス計算をやらせてくれていて、ときどき宿題にもなっています。
子どものモチベを保つためには、クラスの賢い友達などと比べないのがポイントです。
予習・復習に最適!教科書準拠の参考書・ドリル
学校の勉強の予習・復習に最適なのは、なんといっても教科書準拠の参考書やドリル。
学校で使っている教科書の出版社名をメモしておき、参考書・ドリルの表紙に該当する出版社名が書いてあるものを買えば間違いありません。
例:「教科書ワーク 東京書籍版」
みんながよく使っているのは、下記の3種類です。
- 「教科書ワーク」
- 「ドリルの王様」
- 「教科書ドリル」
「教科書ワーク」
基本ワーク→練習ワーク→まとめテストという流れで、学習内容を確実に身につけられる構成。
<「教科書ワーク」が対応している教科書会社>
出典:http://www.kyokashowork.jp/intro_es.html
※英語だけは教科書準拠ではありません。
「ドリルの王様」
基礎的な問題とまとめの問題の2種類が入ったドリル集。価格は580~760円(税別)です。
教科書の出版社別ではなく、学習指導要綱に沿った内容になっているので、ドリルの構成にオリジナリティがあるな~と感じます。
種類も豊富なので、たとえば「とけい」や「漢字」「都道府県」など、子どもが苦手な単元を集中的にやらせたいときにも使えますね!
ドリルにはかわいいキャラが添えられているので、楽しく取り組めそうな紙面になっています。
あと、「ドリルの王様」シリーズは、なんとプログラミングもあるんです!
ちなみに内容はこんな感じ。1・2年用なので簡単ですが、論理的な考え方を学べる内容になっています。
<ドリルの王様」のラインアップ>
小1 | 国語:「かんじ」「文章読解」 算数:「たしざんひきざん 上・下」「けいさん」 「すう・りょう・ずけい」「とけい」 プログラミング:「1,2年のたのしいプログラミング」 |
小2 | 国語:「かん字」「文章読解」 算数:「たし算ひき算」「かけ算(九九)」、 「計算」「数・りょう・図形」「時こくと時間」 プログラミング:「1,2年のたのしいプログラミング」 |
小3 | 国語:「漢字」「文章読解」「ローマ字」 算数:「計算」「数・りょう・図形」「時こくと時間」 理科:「理科」 プログラミング:「3、4年の楽しいプログラミング」 |
小4 | 国語:「漢字」 算数:「計算」 理科:「理科」 プログラミング:「3、4年の楽しいプログラミング」 |
小5~6 | 国語:「漢字」 算数:「計算」 理科:「理科」 プログラミング:「5、6年の楽しいプログラミング」 |
小3~6共通 | 英語:「3~6年の英文法」「3~6年の英単語」 社会:「3~6年の都道府県」「3~6年の歴史人物」 |
全学年共通 | 英語:「小学生のアルファベット」 |
「教科書ドリル」
「1日10分で予習復習&ちからだめし」がコンセプトになっているドリル集。この記事で紹介している3つの中では最もリーズナブル!価格は520円(税別)です。
<「教科書ドリル」が対応している教科書会社>
そのほか全教科書対応版で「漢字」や「文章題」など、子どもの苦手克服に使えそうなドリルも充実していますよ!
学校のテスト対策に!「教科書ぴったりテスト」
学校のテストに出そうな問題に取り組めるので、学期末テストの対策におすすめ!
学校の勉強を解説してあげられる「教科書ガイド」4年以上
これは参考書・ドリルではありません。
価格は1,900円(税別)。学校の勉強をしっかり理解できてなさそうだな~と感じたら、このガイドの出番です!
考え方・ヒント・解答のほか、重要なポイントやテストに出そうなポイントも紹介されているので、テスト対策にもぴったりです。
難易度★★☆|ちょいムズな参考書・ドリル
「Z会グレードアップ問題集」(Z会)
『学校の勉強はそこそこできる』という子におすすめなのが、こちら。
B5版・100ページ前後なので、気軽に取り組みやすいページ数だと思います。
内容は、学校で習う内容よりもちょっと難しめ。教科書以外の応用問題に慣れるのにもいいかもしれません。
<「Z会グレードアップ問題集」のラインアップ>
「自由自在」(受験研究社)
学校で習う内容を網羅している参考書。
かなり詳しい解説が載っているので、つまづいたところなどを復習するときにも助かります。A5版です。
<「自由自在」のラインアップ>
「ハイレベ100」(奨学社)
小1~3年の国・漢字・読解・算のみ。
800円(税別)。A4版144ページ。
学校の授業はほぼ100点というレベルの子におすすめ。このままでも問題ないし、中学受験もしないけど、そこそこの学力は身に付けさせたいなら「ハイレベ100」ですね。
テスト形式の問題を100問こなすうちに、難問にも挑戦できる実力が身に付きますよ。
出口旺の日本語論理トレーニング(小学館)
国語の読解力を高める参考書?と思ったら大間違い!
日本語で書かれた文章を理解し、論理的にまとめるチカラは、国語だけでなく算数・理科・社会といったすべての教科でめちゃくちゃ大事です。
あらゆる教科で役立つ日本語力を身に付けられる1冊!
これから大学受験は、マークシート式から記述式に変わりますよね。それはつまり、暗記よりも論理的に思考するチカラが重要になってくるということ。
薄っぺらい割には値段の張る参考書なので、ケチな私としては「直接書き込ませない」のがおすすめ!
数をこなすことより、わからなかったところはわかるまで考えさせる。それがこの参考書の使い方かなと思います。
難易度★★★|中学受験対策にもなる参考書・ドリル
中学受験をするなら塾通いは必須です(目指す中学のレベルにもよりますが)。とくに難関中学をめざすなら、本格的な塾通いは小3・4年くらいからが一般的。
将来的に塾に通う予定をしているなら、ここで紹介するような超・難し~い参考書で少しずつでも自宅学習しておくと安心です。
「最レべ」(奨学社)
小1~3の国・算のみ。1,200円(税別)。B5版160ページ
3冊の受験対策参考書の中で最も定評があるのが「最レべ」です。難易度が3段階になっているので、カンタンなものから取り組んでいけますよ。
3冊の中では文字が大きめです。
「トップクラス」(文理)
小1~4の国・算のみ。1,300円(税別)。B5版220ページ。
こちらも難易度が3段階に分かれているので、難しい内容を着実にみにつけられます。3冊の中では1番ページ数が多いので、問題数も多いんだろうと思います(数えてないので…)。
「スーパーエリート」(文英堂)
小1~3の算数のみ。1,250円(税別)。B5版160ページ+別冊付録48ページ。
3冊の中では解説がわりと詳しいので、算数ができない親も説明しやすいかな。
「スーパーエリート」には、『どんぐり倶楽部』の指導法を実践できる別冊付録が付いています。難しい算数の文章題を図に描いて解く練習ができるので、公式や解き方を暗記して解くのではなく、自分の頭でちゃんと考えて解く力が身につけられそうですよ。
参考書・ドリルを子どもがやらないときは
小学校低学年はまだ「勉強はイヤなもの」と感じていない子がほとんどかなと思います。
なので、毎日参考書やドリルに取り組むことを「当たり前」にさせやすいです。
ただ、低学年児童は勉強の大切さをあまり理解しておらず、
勉強する目的もとくにないので(受験するのでなければ)、
参考書・ドリルに自主的に取り組むなんてことはまずありません。
なので、せっかく買った参考書・ドリルをやらないからといって、怒ったりするのはNO!NO!NO!ですよ。
それがフツーなので。
勉強したらご褒美…というやり方は好まない人も多いかもしれませんが、別にご褒美のために勉強を頑張ったっていいと私は思う!
「パパ・ママが仕事する→お金がもらえる」のと同じように、「小学生の仕事=勉強する→好きなことができる」という図式で納得させています。たぶん、納得しているはず…。
このやり方を小1のときから徹底してきたので、小3の今は「ゲームをやりたい!だからドリルをやろう!」とまじめに取り組んでいます。自分が小学生だったときとは大違いです
ちなみに。
ルールを守らなかったら、1週間すべてのゲームをやる権利がはく奪されます。
なんていうか、子どもに毎日勉強する習慣をつけてあげるためには、【毎日勉強しなきゃならないシステム】づくりが必要なんじゃないかなと思います。
うちの子にはご褒美システムが効いたので、こんな感じで参考書・ドリルに毎日取り組んでいますが、このやり方がほかの子にも通用するかはわかりません。
なので、ご参考までに…!
「できる」自信をつけさせてあげよう!
子どものレベルに合った参考書やドリルに毎日1ページずつでも取り組む勉強習慣が身に付くと、確実に実力も身に付いていきます。
勉強がわかると授業についていけるので、学校が楽しくなるし、友人に勉強面で劣等感を抱くことがなくなるという効果もあります。
小学校は、これから中学・高校へと続く学生生活の最初の第一歩。
ここで勉強に苦手意識をもったり勉強嫌いになったりすると、中学・高校とずっとしんどい思いをするはずです。
そのために参考書やドリルを使って毎日勉強する習慣をつけてあげたいですね♪