この記事では、高学年になるにつれて難しくなる小学生の算数対策について書いています。
小学校高学年になると、成績が「あれあれ?」となってくる子は少なくありません。
小学校の勉強は、中学校以降で学ぶことの基礎となる大切なもの。
とくに高学年の算数でつまづく場合は、大抵3~4年生の算数をしっかり理解していない可能性があります。
もしいま高学年の算数でつまづいている…というお子さんは、小3・4年の算数から復習し直すのがおすすめです!
そこで今回の記事では、家庭学習でどんな点に気を付ければいいか、まとめてみました。
<この記事でわかること>
- 小3、小4がつまづきやすい算数のポイント
- 小学生のつまづき克服のために親ができること
- 小学生の算数におすすめのドリル・問題集・参考書


- 小3算数における重要なポイント
- 小3向け算数ドリルのおすすめ
- 「小学ハイクラスドリル 算数4年」(増進堂・受験研究社)
- 「ドリルの王様 3年の時こくと時間」(新興出版社啓林館)
- 「くもんの小学ドリル 3年わり算」(くもん出版)
- 「すみっコぐらし学習ドリル 小学3年のかけ算 わり算」(主婦と生活社)
- 小4算数における重要なポイント
- 小4向け算数ドリルのおすすめ
- 「リーダードリル〈算数〉小学4年の計算」(四谷大塚 リーダードリル)
- 「小学ハイクラスドリル 算数4年」(増進堂・受験研究社)
- 「うんこドリル わり算 小学4年生」(文響社)
- 「くもんの小学生ドリル 4年わり算」(くもん出版)
- 親子での復習にオススメ!算数の参考書・問題集 3選
- 「小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本」(かんき出版)
- 「小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる問題集」(かんき出版)
- 「小学3・4年 自由自在 算数」(増進堂・受験研究社)
- 「小学高学年 自由自在 算数」(増進堂・受験研究社)
- 「つまづきの芽」をつんで、算数を得意科目に!
小3算数における重要なポイント
勉強する内容はどれも大切ですが、とくに小3の子供がしっかり理解しておくべきなのは下記の2つです。
① 計算が大事!とくに「割算」
算数はどの単元でも最後は計算で答えを出しますよね。この計算でうっかりミスをすると点数はとれません。
計算は1年生から習い始め、2年生ではみっちり掛け算を学習しますが、とくに子供が難しいと感じるのが小3で習う割算です。
なかでも余りが出る割算は、しっかり理解しておきたいところ!
割算は掛け算の逆算なので、まずは掛け算がばっちり頭に入っていることが大前提です。
単純な計算の練習であれば、「百ます計算」がおすすめ。
毎回タイムを計って、いかに速く正確に計算できるかに挑戦します。他人と競うのではなく「昨日の自分に勝つ!」ことを目標に設定してあげると、子どもはゲーム感覚で取り組みますよ。
② 単位換算(長さ、重さ)
3年になると、長さや重さの単位を使った計算がスタートします。
単位をそろえることができないと「1000グラムと1キログラムはどちらが重い?」といった問題が解けません。また、いくら計算ができる子であっても、単位換算ができないと正解にはたどり着けませんよね。
③ 「時刻と時間」
小2算数のつまづきポイントとして有名なのは「時計」の学習ですが、それの進化版が小3で習う「時刻と時間」です。
「時刻」と「時間」の違い、お子さんはわかるでしょうか?
- 時刻とは→8時・12時・17時などのこと。
- 時間とは→〇時~〇時までのこと。
なぜここでつまづくかというと、普段の計算は10進法なのに、時計の計算は60進法だから。
たとえば、「10時30分の1時間45後は何時ですか?」という問題を計算するときに混乱してしまうんですね。「30分+45分は75分であってるの?」というように。
この「時刻と時間」を小3のうちにクリアしておかないと、学年が進んだときに「速さ」「分数」などの単元で困ってしまうことに…。
とはいえ子どもに勉強を教えるときに、うまく解説できないことってありますよね。

小3向け算数ドリルのおすすめ
「小学ハイクラスドリル 算数4年」(増進堂・受験研究社)
3年生で習う算数を網羅した問題集。収録している問題数は120と多く、また難易度も標準~上級~最上級の3ステップにわかれているので、子どもの理解度に合わせて取り組めます。
「ドリルの王様 3年の時こくと時間」(新興出版社啓林館)
小3の多くがつまづく「時刻と時間」を集中的に鍛えられるドリル。この単元が弱いな~と感じたら、ぜひこのドリルで繰り返し復習させてみてくださいね。
「くもんの小学ドリル 3年わり算」(くもん出版)
くもんの教材をベースに開発されたドリル。
小3でつまづきやすい割算を徹底的に反復学習するのに最適な1冊ですよ。モチベーションアップに役立つ「できたねシール」も付いています。
「すみっコぐらし学習ドリル 小学3年のかけ算 わり算」(主婦と生活社)
算数に苦手意識がある子をやる気にさせたいなら、コレ!すみっこぐらしのイラストがたっぷり掲載された計算ドリルです。楽しみながら掛け算・わり算の基礎固めができます。
小4算数における重要なポイント
一般的に、小4になると算数がグッと難しくなるといわれています。
「小学生なんだからちょっと成績が落ちたくらいで焦らなくても…」と放置していると、5年生以降の算数・数学がヤバイ状態になってしまう可能性があります。
① 教えるのも難しい!「割算のひっ算」
小3で習う割算は、小4になるとひっ算になって難しさがさらにアップ!
割算のひっ算は、足し算・引き算・掛け算のすべての計算を使うので、途中でなんの計算をしているかわからなくなりがちです。
割算のひっ算 克服のポイントは、
◆「商をたてる位置」を間違わないこと!
◆「わる数」がどんな数に近いか?考える習慣づけを。
② 図形問題の要「角度」
角度の勉強でまず大切なのが、分度器の使い方!慣れないうちは目盛りを正しく読むこともできないので練習が必要です。
大人は「200°」といわれれば、なんとなくこのくらいかな?と見当がつきますよね。でも、子供は180°以上の大きい角度になると、大体このくらいというイメージがつかめない…。
図形を見ておおまかな角度の見当がつけられるようになると難しい問題もスムーズに解けるようになるので、「これは何度くらいかな?」と親子でクイズを出し合いながら実際のモノの角度をはかってみましょう!
③ 「分数」
小4では分数の足し算・引き算を習います。
分数の学習のポイントは、「1/3とは、1を3等分したうちの1つ分」という概念が理解できているかどうか。
分数の基本的な考え方が理解できていれば、分母をそろえて計算することや、分子が大きいときに約分することで、つまづくことはないでしょう!
小4向け算数ドリルのおすすめ
「リーダードリル〈算数〉小学4年の計算」(四谷大塚 リーダードリル)
四谷大塚の小学4年向け計算ドリル。中級~上級レベルなので、基本をマスターした子供におすすめです。
「小学ハイクラスドリル 算数4年」(増進堂・受験研究社)
1日1ページをこなす形式のドリル。難易度は標準~上級~最上級の3ステップで取り組めるので、無理なく学力をアップをめざせます。
「うんこドリル わり算 小学4年生」(文響社)
勉強に苦手意識のある子供にはやっぱりうんこドリルがおすすめ!単調になりがちな計算の反復学習も、要所要所にうんこがちりばめられているので集中力が続きやすいですよ。
単元ごとにまとめテストがあり、ドリルとしても意外とちゃんとしています(失礼!)。文章題も少しだけあるよ。
「くもんの小学生ドリル 4年わり算」(くもん出版)
基礎的なレベルからしっかり反復復習するなら、くもんのドリルが最適。同シリーズで「分数・少数」もありますよ!
親子での復習にオススメ!算数の参考書・問題集 3選
小3・小4にもなると、親が算数の解説をするのもなかなか大変です。そんなときは、参考書に頼るのが一番!
「小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本」(かんき出版)
小学校6年間で習う算数のすべてがていねいに解説されている参考書です。親子で勉強するときはもちろん、高学年や中学生になってから、過去の算数を見直すときにも役立つので長く愛用できますよ!
「小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる問題集」(かんき出版)
上で紹介した「小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本」の問題集版です。くわしい解説を読むだけでなく、演習問題やまとめテストで繰り返し復習できますよ。
「小学3・4年 自由自在 算数」(増進堂・受験研究社)
中学受験でもおなじみの「自由自在」。分厚い参考書なので難しそうな気がしますが、基礎的なことからていねいに説明が書かれているので、親が子に説明するときの参考にもなりますよ。もちろん、問題集付きなので復習にも使えます。
「小学高学年 自由自在 算数」(増進堂・受験研究社)
「自由自在」の高学年向けバージョンです。小学校の算数でつまづきやすい小5・小6の内容が収録されているので、頼りになりますよ!
「つまづきの芽」をつんで、算数を得意科目に!
小3・小4で気を付けたいポイントをじっくり復習しておけば、この先、高学年~中学生になっても算数・数学でつまづきにくくなるはずです!
最近は、英語やプログラミングなどの教科が増え、算数の復習に割く時間も少なくなっているかもしれません。
いま親ががんばれば、子供の未来もちょっと良くなる!と信じて…。

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