小学生の子どものテスト結果や、ドリルの丸付けをしたりしていると、その出来栄えに一喜一憂してしまいますよね。
私もそうなのですが、
テストの結果や成績にショックを受けたり喜んだりしてその後何も対策しない
…という親は意外と多いような気がします。
みなさんはどうでしょうか?
でも、Z会の保護者向け情報などを読んでいると、本当に子供のためを思うなら「復習」こそが大事なんだと感じます。
そこでこの記事では、小学生の勉強において復習がなぜ大事なのか?について調べた内容をまとめました。
小学生の子どもの成績が伸び悩んでる…という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
<この記事でわかること>
・小学生の勉強は「復習」で差がつく
・小学生の「復習」は親が手伝ったほうがいい
ちなみに。
長女・スミーの息子は小1からZ会を受講中。
Z会を続けてきたリアルな体験談をまとめた記事もよければご覧ください♪
自宅学習に役立つドリルや参考書を探している人は
以下の記事もチェックしてみてね!
小学生の勉強は、先取りより復習が大事!
子どもが取り組んだあとのテストやドリルを見ると、あまりの間違いの多さに「この子、このままでいいのか?」と思ってしまうことがあります。
間違えたところは「見直し」「解き直し」をしたほうがいいとは思うんだけど、
私のようなママ・パパも多いのではないでしょうか。
でも、問題をやりっぱなしで放置しておくと、
できない問題はできないままで次の単元へと進んでしまうので、勉強がますますわからなくなっていく可能性が大です。
とくに公立小学校は、児童の学力がまちまち。理解度にも個人差があります。そのため、全員が100%理解してから次の単元へ進む…というのは難しそうです。
そのせいか、わが子の通う公立小学校からは『授業と宿題以外でも自宅学習をしたほうがいい』と言われています。
こちら。 [/chat]
わが家は小1から通信教材Z会や市販のドリル・参考書で自宅学習を実践中。リアルな体験談記事は
息子が小1のころは、なんで学校が自宅学習を推奨するのかな?と不思議でした。
ただ、子供の学年が進むにつれて学ぶ内容が難しくなってきたのを見て、
自宅学習=「復習」を推奨しているのかなと思うようになりました。
「勉強」「自宅学習」とは、
先取り学習ではなく、学んだ内容を復習して、
間違えたところや理解していないところを知って定着させること。
…と私も思っていましたが、小学校で勉強する内容はすべての学びの基礎。
小学生時代にしっかり理解できていないと、中・高の学びで必ずつまづくのではないでしょうか。
とくにそれが顕著だと思われるのは、算数です。

テスト結果やドリルなどの点数が悪いと親はガッカリしてしまいますが、
どんなに間違った箇所が多くても、
ちゃんと見直してしっかり理解できるようにすれば、
確実に成績は上げられる。
これが、Z会をはじめいろいろな教育情報を見聞きしてたどり着いた私の結論です。
そう思うようになってから、
小学生の息子のテスト結果や点数を見ても一喜一憂せず、
また、子ども本人がガッカリしていたとしても
「点数なんかどうでもいい。わからないことをわかるようにするのが勉強なんだから、見直しすればいいんだよ!」
と励ますようにしています。
小学生が自分で復習するのは難しい
自分の学生時代を思い返しても、「復習」やテストの「解き直し」は面倒なものでした。
ましてや、小学生は自己管理などほぼできない子供。
「間違えたところをやり直しなさい」と言ってるだけでは、やるはずがないんです。
子どもにとって勉強より楽しいことがたくさんある今の時代。
「勉強しない子供」に、勉強=復習をさせるためには、親がある程度リードしなきゃいけないのではと思います。
中学・高校の勉強でつまづくと本当に厄介。
だからこそ、
仕事で忙しくても、基礎を学んでいる小学生のうちに
親が手をかけて復習習慣をつけるのが理想的です。
小学生の復習のポイントは?
自宅学習に使う教材は、市販の参考書・ドリルで十分です。

とはいえ、勉強しない小学生にいきなり大量のノルマを課すと、嫌がってしまう可能性があります。大事なことは、毎日1ページでもいいから毎日取り組む習慣をつけること。
<参考書・ドリルで復習する方法>
① 問題に取り組む。
知らない漢字は辞書で調べてOK。
② 丸付けをする。
③ 間違った箇所は回答と解説を見比べる。
↓
④ 数日後、リトライする。
毎日の勉強量が少なければ、後日のリトライも少量で済むので、子供も嫌がりにくいかもしれませんね。
<テストで復習する方法>
学校のテストでもいいですが、たまに「全国統一小学生テスト」のような無料の模試を受けたり、テスト形式の参考書・ドリルを使ったりしてみてはどうでしょう。
通信教材の添削課題もまとめテスト代わりになるのでおすすめですよ。
① 返却されたら、なるべく早めに見直す。
② 問題用紙の間違った箇所に印をつける。
③ 解き直してみる。
④ 自分の回答と、解説を見比べる。
↓
⑤ 数日後、間違った箇所にリトライする。
<教科ごとの復習ポイント>
◆算数
「この図は何をあらわしているの?」「どうしてこの式に?」などと考えながら、参考書やテストの解説を読みましょう。わかりにくいときは紙に図や式を書き写してみるのもおすすめです。
「答えや解説にこう書いてあるから」と何も考えずに復習を終えると、次も同じように間違ってしまいます。
◆国語
読解問題は、答えや解説を読んで「どうして間違いだったのか、正解だったのか」を理解していきましょう。この作業を積み重ねていけば、少しずつ読解力がつきます。
語句の意味や漢字の間違いは、練習すれば必ずクリア可能。辞書で調べたり、繰り返し練習することで、記憶を定着させられます。
◆社会・理科
小学生で学ぶ社会・理科は、主に知識です。間違えたところは答えや解説を読み、苦手そうな単元は教科書や参考書を読むなどして、理解を深めましょう。
わが家の復習方法
私も一応ワーママのはしくれなので、毎日あまり余裕はありません。そんな中でもなんとか継続している自宅学習=復習方法をご紹介しますね。
復習しているのは「算数」「国語」だけ
自宅学習のためにZ会をやらせていますが、小4の現在は「算数」と「国語」しか受講していないので、この2教科だけを毎日勉強しています。
毎日必ずやっているのは、
① 算数か国語の要点1単元
(講師の授業動画を見て練習問題に取り組むもの)
※要点は少ないので終わったら添削問題
② Z会の計算ドリル(1P) or Z会タブレットのドリル1つ(10問)
③ 漢字プリント
いずれもその日のうちに丸付けして、親子で見直しをしています。
ちなみに、漢字プリントはZ会国語テキストにある漢字ページをコピーしたもの。反復学習に使えるよう、2部作っています。
本当はすべて後日リトライさせるべきですが、私は②の計算ドリルと③の漢字プリントだけをさせています。
あとZ会の添削問題は、その月の「まとめ」テストのようなものなので復習に最適。通信教材が苦手なら、市販品でもテスト形式の参考書があるのでそれでもいいと思います。

「間違えてもいい」を合言葉に!
復習は、間違いやわかっていないことを見つける作業。
だから、ドリル・参考書・添削問題などでたくさん間違えたり、良い点数がとれなかったりしても、落ち込むことはないんです!
働いているママ・パパは忙しくて時間もありませんが、毎日15分でも時間をとって、自宅学習の丸付けややり直しをチェックしてあげるのがおすすめです。
勉強の苦手克服は、日々の小さな復習の積み重ねが肝心だなあと実感しています。ともに、がんばりましょう!

