入学・進級を機に、子どもに「家のカギ」を持たせるご家庭も多いのでは?
とはいえ親としては、「鍵を落とさないか」「悪い人に鍵を奪われないか」などいろいろ心配はつきません!
昭和の「かぎっ子」みたいに、カギを首にぶら下げていると親が共働きなことがバレバレで危険ですし。どうしたものか!?
そこで今回は、小学生のために考えらえた安全&便利なキーケースについて書いてみますね!
<この記事でわかること>
・子どもに安全にカギを持たせる方法、注意点
・ランドセルにつけられるキーケースのおすすめ
小学生にカギを持たせるときの注意点
小学生の防犯意識はほぼゼロと言っても過言ではありません。
なので、家のカギを持たせるにあたって、注意点をきちんと説明しておくのがおすすめ。とくに男子は話をスルーしがちなので(うちの息子だけかもしれないけど)、ことあるごとに耳に入れておいてソンはありません!
注意点①「カギをなくすとどうなるの?」
どうして家の鍵がそんなに大事なのか?とくに保育園を出たばかりの小1児童にはわからなくて当たり前。
なので、鍵がないとどんなに困ることが起きるか、その可能性を子ども本人に考えさせるといいかな~って思います。
カギをなくすと、こんなことが起きちゃうかもよ!?
・親が帰るまで家に入れない
・暗くなるまで外にいたら不審者に狙われる
・家に入れないからトイレもできない
・家に入れないから寒い、暑い、お腹が空く!
・カギを拾った人が泥棒だったら最悪!
・ママもパパもカギをなくしたら誰も家に入れない
・悪い人がカギを複製して家に入ってくるかも!
…などなど。
自分にとっても家族にとっても、家の鍵はめっちゃ大事なものだから、なくさないように気を付けるべきだし、友達や近所の人に頼まれても「貸さない」「渡さない」のが当然なんだよ!と理解してもらえるように導けたらベストですね。
注意点②カギで家に入るとき、何に気を付ける?
子どもが1人でカギを開けて家に入るときにも注意が必要だと思いませんか。
なので、
①ドアを開ける前に周囲を見渡すこと
②玄関に入ったらすぐに施錠せよ!
…と口を酸っぱくして言ってました。今も言ってます。
子どもと一緒に帰宅した際に、「後方や、建物・階段の陰に誰もいないよね?」といちいち確認させたりしてる…。
自分でもやりすぎかな?言い過ぎかな?と思うこともあるけど、なにかあったときに後悔したくないのでしつこくやりまくってますよ!
注意点③家に1人だとバレたらどうなるの?
カギを持たせるということは、子どもに1人で留守番をさせるということでもあります。中・高校生ならまだしも、小学生の留守番は心配がつきません。
でも子ども本人は、家に1人で留守番してることの危険性を全然わかってない…。だからこそ下記のような点に注意するのがいいと思いますよ。
<安全に留守番するために>
・「家に1人」だと、わざわざ人に言わない。
・親の帰りが遅い、親がいないことを、言わない。
・ピンポン鳴っても出なくていい。
・誰も家に入れない(友達も)
※そのほかにも火事や転落など気を付けるべきことはいっぱいあるけど、ここでは防犯面だけ書いてます。
とくに低学年の子たちは警戒心がないので、下校途中に友達にペラペラ話しちゃうんですよ。
「今日、ママもパパも遅いねん!」
「帰ったら、オレひとりやし!」
「ママは7時まで帰ってこーへん!」
…なんていう情報を、道を歩きながらバカみたいな大声で!!話している子、たまに見かけます。
たとえばうちの子の場合、道端で急に「今日パパ帰ってくる~?」とめちゃくちゃ大声でよく聞いてくる。出張でいないことが多いから確認したいんだろうけど。
そのたびに、「大声でパパが帰ってこないことを言わないでね!夜に女と子供しかないってわかったら、鬼とか泥棒に狙われるかもしれないじゃん」と毎回言ってます。
カギを持たせる方法は?
小学生にカギを持たせる方法はいくつかあります。
方法①カバンやポケットに入れる
カギをそのまま入れるのは絶対NGです。物を出し入れしたり、体育の授業で着替えたりする際に必ず落としてしまうでしょう!
なくさないための対策としては、カギにヒモ・リール・チェーンなどを付けること!それをカバンの持ち手やベルトループなどに装着しておけば、断然なくしにくくなりますよ。
方法②カギにヒモを付けて首に下げる
昭和の「かぎっ子」の方法ですね。防犯のためには、カギを他人に見せないよう、服の内側に入れるのがおすすめです。
ヒモは伸縮性のあるゴムのようなものが危なくないと思います。
方法③キーケースに入れてランドセルに装着する
小学生にカギを持たせるときに大事にしたいのは、下記の3点だと個人的には思います。
・カギを人に見られにくい。
・カギをパッと出しやすい。
・紛失しにくい。
この3つを兼ね備えているのが、ランドセルに装着するタイプのキーケースです。最近はいろいろなデザインのものが登場していますが、下記画像のように肩ベルトなどに付けて使うモノがほとんど。
これのスゴいところは、下記画像のようにぐぐ~んと伸びるリールが付いているところ!ランドセルにキーケースを付けたままで玄関のカギを開けられるので、いちいちランドセルをおろしたりする手間がなくスムーズです。
ランドセルにつけるキーケースのおすすめ7選
ランドセルにつけるタイプのキーケースは、シンプルなものからおしゃれな柄のものまで種類が豊富!ここでは、人気の高いアイテムを集めてみましたよ。
1.夜道も安心!「アスカ 目隠しキーケース」
車やバイクのライトが当たると光る「反射板」が付いているので、夜道の歩行も安心ですね。
2.ブラブラしない!「カギリターンズ」
やんちゃ坊主やおてんばガールにおすすめ。キーケースの裏側全体がマジックテープ仕様になっていて、ランドセルの肩ベルトにしっかり巻き付けて装着できます。子どもが走り回ってもキーケースがブラブラしないので安心です!
ランドセルの質感と合わせやすい「エナメルタイプ」も。エナメルだとビニール素材よりおしゃれ感がアップしますね~!
3.シンプルでおしゃれ!「Ocean&Ground キーケース」
素材感やロゴラベルがスタイリッシュな印象のキーケース。「Ocean&Ground」はかわいいキッズ雑貨ブランドなので、同シリーズのバッグなども充実していますよ~。
4.スリムだから目立ちにくい「ソニック キーケース」
ファスナーがサイドに付いている珍しいタイプ。万が一、リールが壊れてしまってもカギが落ちにくいのがポイントです。
5.ランドセルと一体化できる「レイメイ藤井 キーケース」
キーケースだとわかりにくいモノを探している方におすすめ!合皮素材なので、ランドセルと同色を選べば一体化させやすいですね。
6.入学祝にもおすすめ!「HERBE レザーキーケース」
フタを開けてケース部分を上にずらすと鍵が出てくる仕様のキーケース。リール付きではないけど、ランドセルのショルダー部分に付けておけば、ランドセルを背負ったままでカギを開けられますよ。
ワンポイントの柄の種類が多く、子どもの好きなものに合わせて選べるのもグッド!野球・サッカー・剣道・ピアノ・動物などいろいろありますよ~。
※画像引用元:https://item.rakuten.co.jp/herbe/keycover-005/
7.好きなキャラクターの「リール付きキーケース」
カギを大事に扱ってもらうために、子どもが大好きなキャラクターもののキーケースを持たせる…というのも一手。
「グルマンディーズ」のリール付きキーケースにはすべてマジックテープ式ベルトが付属。このベルトでランドセルやリュックにしっかり装着できるので落としにくく安心です。

実際にキーケースを使わせてみた感想
長男には小1からリール付きキーケースを使わせています。ランドセルの肩ベルトに付けられるので、ボーっとした小1男子でも玄関ドアをスムーズに開けられていました。
うちの子は、カギを使った後ケースに直さないのですが、リール付きだと勝手に巻き戻ってくれるので紛失の心配がなく本当に安心でしたね!
ただ、息子の扱いが雑なせいで、小1が終わるころにはキーケースの背後のマジックテープがぶっ壊れてしいまい…。キーケースは終始ブラブラさせていましたね。
最近(小3)は、1人で習い事に出かけるため、キーケースを頻繁にランドセルから取り外ししています。なので、ランドセルにがっつり装着させていないブラブラ状態の方が使いやすいようですね。
ランドセルの側面にぶら下げていても、リール付きなのでランドセルを背負ったままカギを開けられ便利ですね!
キーケースを活用して安全にカギを持たせよう!
自分が仕事でいないから、やむなく小1からカギを持たせましたが、本当に最初は不安だらけでした。
でもリール付きキーケースを使ったことで、「カギを落とす」「カギっ子だと不審者にバレない」という点で安心できたのはとても大きかったなと思います。
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