「子どもに家の鍵を持たせるかどうか」、迷っているママ・パパさんは少なくないのでは?
一般的には何歳くらいから家のカギを持たせるのがフツーなのかな?とか、どうすればなるべく安全にカギを持たせられるのかな?なんてことを調べてみましたよ。
<この記事でわかること>
・他の親はいつからカギを持たせているのか
・鍵をなくさず、安全に持たせる方法
なんと3割以上が低学年で鍵を持たせていた!
共働き家庭だと、小学生のうちに鍵っ子デビューさせる場合がほとんどだと思います。
実際の調査結果でも、3割以上の子が小1・2年で鍵っ子デビューをしていることがわかっています。
Q.子どもに合鍵、何才から持たせる?
1.小学校1〜2年 34.7%
2.小学校3〜4年 29.0%
3.小学校5〜6年 20.1%
4.中学校1年以上 10.3%
5.その他 5.9%引用元:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1497921365197/pid_2.html
Q.子どもに合鍵、何才から持たせる? アンケート回答数:7976件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
なんと半数以上の子どもが、小学校4年生までにカギを持たされているんですね~。
今の時代、小学校低学年のうちからカギを持たせる家庭は多いので、ちょっと心強い気がしますね。
祖父母と同居している家庭はごくわずかだし、親だって仕事や付き合いで忙しいから、つねに子どもの帰宅に合わせて在宅してらんないですもんね!
小学生に鍵を持たせるデメリット
実際にわが子に小1から鍵を持たせてみて気づいたデメリットを挙げてみますね。デメリットがわかれば安全対策も講じやすいですよ。
デメリット①鍵を閉め忘れる
大人でもやりがちな失敗ですが、小学校低学年はわりと頻繁にやらかします(うちの子はそうだった)。施錠せずに遊びに出かけてしまった場合、夕方帰宅すると家に誰もいないので「うちの子、さらわれた?」と超焦ります。
【対策 案】
・「鍵を閉めないとどうなるか」を考えさせる
・出かけるなら携帯で連絡する(低学年はメモが苦手)
・親がどれほど心配したかを伝える など。
デメリット②鍵を持たずに登校する
親が帰ってくるまで家に入れないという最悪のパターン!子どもを夕方までずっと家の外にいさせるのは危ないので心配です。ゲームもトイレもできないので子どもにとっても最悪の事態…。何度か失敗すると学習して忘れなくなりました。
【対策 案】
・毎朝チェックする(本人が気づいてないときだけ指摘する)
・親に連絡できるよう携帯を持たせる
・ご近所のママ友と連絡先を交換し、助け合う
・近所の祖父母や親類に「合い鍵」を預けておく など。
デメリット③鍵を抜き忘れる
鍵を閉め忘れる以上にびっくらこいたのが、玄関ドアに鍵をぶっ差したままだったとき!
幸い悪人に見つかることはなく、子ども本人は家の中でのんびりコロコロコミックを読んでいましたが…。
【対策 案】
・紐やリール、ゴムなどをカギに付けて、抜き忘れを物理的に防ぐ
デメリット④鍵をなくす
鍵をポケットやカバンにそのまま入れておくのは、当然ですがNGです。とくに男子は持ち物の扱いが雑なタイプが多いので、カギに紐やキーケースを付けていても、習い事のリュックの中などで行方不明になることも…。
【対策 案】
・鈴など、音が鳴るモノをつける
・長いストラップや光るキーホルダ、リールなどを付け、ポケットやカバンにくくりつける など
小学生に鍵を持たせるメリット
正直、子どもにカギを持たせるのは不安だし、デメリットの方が多いと思います。でも、だからこそ、子どもに防犯意識を持たせるチャンスなのかなと思ったりもします。
息子がカギのことでいろいろ失敗をするたびに、息子と一緒に対策を講じてきたので、結果的に防犯について親子で考えるきっかけになったような気もしています。
「鍵を持つ」練習はちょっとずつ始めよう!
子どもに鍵を持たせると決めたら、いきなり本番!ではなく、1カ月くらい前からちょっとずつ練習を始めるのがいいんじゃないかな~と思います。
子どもに施錠・開錠させるときに、「鍵を開ける前に周囲に知らない人がいないかどうか」とか、「玄関ドアを開けたらすぐに閉めて内鍵をかける」とか、大人が当たり前にやっていることをいちいち教えるといいかなと。

子供がカギを扱えるようになると親も安心
小学校低学年はまだまだ頼りないように思えますが、使い方やリスクをきちんと教えれば、だんだん上手に鍵を扱えるようになります。