子どもがお片付けをしない!子ども部屋の収納も足りない!ということで、またまたディアウォールを使い、女1人でDIYやりました。この記事では作り方を公開しますね。
ディアウォールを使った棚は、作るのも解体するのもカンタン!これ以上家具は買いたくないけど、ちょっとした棚が欲しいな~という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもディアウォールって?
いきなりディアウォールといっても「は?」ですよね。上の画像にある四角い物体がディアウォールです。DIY好きの間では定番中の定番アイテムで、私もめっちゃ愛用しています。
使い方はカンタン!柱にしたい木材(2×4材)の上下にディアウォールをはめて立てるだけ。
ひみつはディアウォールの中に仕込まれたバネ。このバネの力でしっかり突っ張るので柱を作れるんです。これまで2回ほど棚や洋服掛けを作りましたが、倒れたことはありません!
作ったのは、娘のデスク前の棚

保育園児の娘は、ほんっとに片付けない。出す、出す、出すしかしないので、あっという間に汚部屋になります。
保育園ではちゃんとできているのになぜだ。収納が足りないのか?ということで、娘の机の上に棚を取り付けて、お片付け名人になってもらうことにしました!
今回の完成イメージ図はこちら。(毎度テキトーな手描きですいません)
なんとなくのイメージ図を描いたら、設置する壁面の床から天井までの高さを測り、棚板の幅・奥行きはどのくらいがいいかを考え、図に書き込んでいきます。
材料や道具は、なにが必要?

<必要な材料>
- ディアウォール・・・2個(2×4用のもの)
- 2×4材・・・・・・・ 2本(天井~壁の長さより3.5cm短くカット)
- 棚板・・・・・・・・2枚(好きな奥行・幅で)
- L型棚受け・・・・・ 4つ(棚なので大きめを)
- ペンキ(水性)※塗りたい人は
<使用する道具>
- 電動ドライバー
- 金属製メジャー(ストッパー付きのもの)
- えんぴつ
- マスキングテープ
- ハケ※ペンキ用
- シートや新聞紙など敷物※ペンキ用
今回私が使った2×4材は1985mmが2本。棚板は奥行30cm・幅84cmのパイン材2枚。めっちゃ長いし重いので自転車ではとても運べません。
そこで今回は車をタイムズカーシェアで借り、息子のサッカー送迎のついでにコーナンへ寄って買ってきました!
購入した木材は、スタッフさんに頼んで好きな長さにカットしてもらいます。1カット30円。
乳幼児がいるならネットで調達するのもおすすめ!
ちなみに以前、同様の棚を作ったときは、下の子がまだ2歳で買い物に出づらかったので、ほぼすべての材料をネットで調達しました。割高にはなるけどデカイ物を玄関先まで運んでもらえるのは助かります。
ディアウォール
最近いろいろな種類が販売されていますが、今回使ったのは2×4材用のディアウォールです。2×3材用とか2×6材用とかあるので間違わないよう、使う木材のサイズに合わせて購入してくださいね。
なおディアウォールにはデザインが2種類あって、


機能はどちらも同じだけど見た目が違うので、好みで選びましょう!
2×4材
ネットでも好きなサイズにカットしてくれるショップはありますよ。私はネットでツーバイ材を買うときはいつもオカモクさん。直線カットも無料でしてもらえます。
L型棚受け
L型棚受けは、棚板のサイズに合わせて選びましょう。今回私が使ったようなシンプルなものなら100均でも見つかりますよ!デザインにこだわるなら、おしゃれなL型棚受けもいっぱいあるので探してみてはどうでしょう。
棚板
パイン集成材は塗装もカンタンで丈夫なので棚板におすすめ。大量の本をのせる…とかでなければ、厚さ1~1.5cmくらいでいいと思います。きれいにまっすぐカットするのは難しいので、カット対応のお店がおすすめです!
水性ペンキ
私がいつもDIYで使っているのは水性ペンキ。万一どこかに飛んでも水性はあとで落としやすいのが魅力かな。そんなに高価なものじゃなくても十分ですよ。私の好みは「ミルキーホワイト」という色。何を塗ってもそれなりにおしゃれっぽく見せられます。
電動ドリル
私もかつては乳児をおんぶしながらDIYしてました。ドライバーだと、カラーボックス1つ組み立てるのもめっちゃ大変で…。作業がスピーディーにできる電動ドリルは、できればあったほうがいいですよ。
私がいま使ってるのは7年くらい前に2,000円弱で購入したもの。
もしこれから購入されるなら、小型のものがおすすめです。片手で持ってもラクなので、作業しやすいので。2,000~3,000円あたりのモデルで十分ですよ。
コード付きタイプか、コードレスタイプかはお好みで。コードレスを選ぶときは、充電時間や連続使用時間などをチェックしてくださいね。
まずは木材にペンキを塗ります!
※ペンキを塗らない人はこの項目は飛ばしてくださいね~。
2×4材は表面がつるっとしているのが特徴。
ペンキを塗らずに白木のままでもナチュラルな棚が作れますが、今回は部屋のインテリアに合わせて白く塗装しました。
ベランダにシートを敷いて、2×4材をセッティング。台座にしているのは、2×4材をカットしたときに出た端材(もらって帰ってきた)。
白いペンキを塗っていきます。


今回はペンキを2度塗りしました。1度塗りだと全然きれいじゃないので。下記画像は1度塗りしたもの。

下記画像は2度塗りしたあと。色むらがなくキレイに仕上がりってますよね?

2×4材を塗ったら、次は棚板もぬりぬり。
棚板のパイン集成材も、表面がつるっとした仕上げの板を購入したので、いきなりペンキを塗ってOK!表裏をそれぞれ2度塗り。
ペンキが乾く時間はその日の天気にもよりますが、冬より春夏の方が速いですね。
この日は曇っていてときどき小雨が降っていたので、乾くのに時間がかかりましたが何とか塗り終えました。
ディアウォールで柱を立てます!

下の画像のように、色を塗った2×4材の上端と下端にディアウォールをぱかっとはめます。
うまくはめられたら、いよいよ柱を立てていきますよ。

ディアウォールの上パーツにはバネが内蔵されていて、そのバネの力で上下に突っ張ります。まず最初に、設置したい場所の天井に上パーツを押し当てるようにしてから…
下パーツを押し込んでいきます。下図参照。
こうして2本の2×4材を立て、下の画像のような感じになりました。

もし2×4材の長さが短かったら…?

実は今回、私は失敗をしています。柱は立ててみたものの、手で軽く引っ張っただけで動くようなゆるい仕上がりになってしまって…。
原因は、2×4材の長さが数ミリ短かったこと。
でも大丈夫!
ディアウォールの上パーツの中にダンボールなどを入れて、厚みを調整すればいいんです。買ってきた2×4材の短さが4mm以内なら、この方法で解決できます。
木材が長すぎる場合は、言わずもがなですが、のこぎりなどでカットしてくださいね。2×4材は分厚いので汗だくになりますが!
L型棚受けをつけていきますよ!

柱を立てられたら、あとはそれほど難しくありません。L型棚受けをつけていきますよ!
L型棚受けは左右同じ高さにつけないと、棚板が斜めになってしまいます。ここで活躍するのがストッパー付きの金属製メジャーです。
①棚を設置したい場所までの高さを測り、金属メジャーのストッパーをとめます。ストッパーをとめたメジャーは戻さずにこのまま出しっぱなしに!反対側の棚位置を決めるときに使います。

②鉛筆で印をつけ、

③マスキングテープを貼ります。

④ここまでできたら、反対側も同様に位置決めをしてください。
⑤さっき貼ったマスキングテープの上部にL字棚受けを合わせ、ネジをつける部分の穴を鉛筆で印をつけます。

⑥鉛筆で印をつけたところに、電動ドリルまたはキリで仮の穴を開けます。(ネジの長さよりは浅めに!)
⑦もう一度L字型棚受けを柱に当て、電動ドリルもしくはドライバーでネジをとめていきます。
今回は棚板が2段あったので、1段目のL字棚受けと棚板を付けてから、2段目の作業をしました。
いよいよ棚板をネジどめします!

棚板をつけるときもL字棚受けをネジどめしたときと同じ要領です。
①設置したL字棚受けに棚板をのせて、L字棚受けのネジ穴の位置に鉛筆で印をつけます。
②一旦棚板を床に置いて、印をつけた部分に電動ドリルまたはキリで仮の穴をあけます。
③あとは再び棚板をL字棚受けに乗せて、仮穴の部分をネジどめしていくだけ!
1段目ができたら、同じ要領で2段目のL字棚受けと棚板を取り付けましょう!


これで完成です!
かかった費用は?

今回の棚づくりでかかった費用は下記の通り!
- ディアウォール・・・・1,080円×2個=2,160円
- 2×4材・・・・・・・・ 598円×2本=1,196円
- カット代・・・・・・・1カット30円×2回=60円
- 棚板(パイン集成材)・2,480円(2枚にカット)
- カット代・・・・・・・1カット30円×2=60円
- L字棚受け・・・・・・ 178×4個=712円
- ペンキ・・・・・・・・0円(家にあった残り)
計 6,668円!(+税)
背の高い棚をこんな価格では買えないし、自分が欲しいサイズのものを探すのも大変なので、やっぱり私はDIYで作るのが好きですね。
完成!思い通りの棚が作れて大満足!
下の画像ができあがった棚です!勉強机が和風なのでミスマッチ感がありますが(いずれどうにかしたい)。ひとまずはこんな感じで…。

自分専用の棚があっという間にできたので、娘もテンションアップ。部屋の散らかり具合もちょっとマシになった、かな?
上の棚に置いたおもちゃが取り出しにくくなったのも功を奏しているようです。
ディアウォールを使ったこの棚は、ペンキを塗らなければ計1時間半くらいで作れます。電動ドリルじゃなかったら、もう少し時間がかかるかな。
今回はペンキを塗ったので、ペンキを塗って乾かすだけで半日くらいかかっちゃいました。
今回作ったのは背の高い棚ですが、キッチンカウンター下のような低い空間でもディアウォールを使った棚作りができますよ。