「おなかに赤ちゃんがいるかもしれない」と思うと、うれしい反面、不安や心配も沸き起こってきますよね。
病院に行くタイミングは?仕事は?だれに報告すればいい?…なんて、あれこれ考えすぎてテンパってしまう人もいるのではないでしょうか。
この記事では、今まさに「妊娠したかも?」と感じているあなたに役立つ情報をまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
「妊娠の兆候」は1つじゃない!
妊娠の兆候として有名なのは「生理の遅れ」ですよね。でも実はそれ以外にも、妊娠したことをあなたに知らせてくれる体調の変化があります。
妊娠の可能性がある人で、下記の項目のいくつかに思い当たったら、本当に妊娠している可能性がありますよ!まずはチェックしてみましょう。
<妊娠の兆候 10のチェックリスト>
□生理が遅れている!
月経周期が順調な人ならこれでほぼわかりますが、不順な人は生理の有無だけで判断できないので他の項目をチェックしましょう!
□生理じゃないのに出血した!
受精卵が子宮に着床した時にちょっぴり出血することがあります。「着床出血」というもので、まさに妊娠初期特有のサインですね。もし普段の生理より大量の血が出たり、ひどい腹痛があったりする場合は、すぐに婦人科を受診してくださいね。
□カラダが熱っぽい!風邪かな?
基礎体温をつけているとよくわかるのですが、女性のカラダは高温期と低温期を繰り返しています。生理中~次の排卵日までは「低温期」で、排卵日~生理直前までは「高温期」なのですが、妊娠すると生理がきていないのに高温期が続きます。
妊娠15週を過ぎると、低温期になるので、熱っぽさやだるさもなくなっていきますよ。
□おっぱいが張る!乳首がチリチリ痛む!
生理前におっぱいが張ることってありますよね。それと同じように、妊娠初期にも乳房の張り・乳首の痛みなどを感じる人は少なくありません。
□とにかく眠い、だるい
睡眠不足でもないのに眠い状態が続いたり、何もしていないのに疲れやだるさを感じるのも妊娠の兆候の1つです。
□吐き気がある!唾がよく出る!
いわゆる「つわり」の症状ですね。ちょっとした吐き気なら軽度ですが、食べるたびに嘔吐するような重度なつわりもあります。一般的につわりの時期は妊娠5~12週頃といわれていますが、出産するまでつわりが続く人もいるので、本当に人それぞれ!
□食欲が変わった!ニオイに敏感になった!
食欲が増えたり減ったり、食べ物の好みが急に変わったりするのも妊娠のサイン。いつもなら「おいしそう」と感じていたニオイが急に不快になったりします。
□おりものが増えた!
妊娠により女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が盛んになり、おりものが増えます。妊娠が進むにつれて、水っぽいおりものになっていくのが特徴です。
□便秘になった!おながらよく出る!
妊娠中はホルモンの影響で腸の活動が低下します。そのせいで便秘になったり、おならが出やすくなったりしますよ。
□頭痛やめまい、立ちくらみに襲われる!
妊娠初期は、ホルモンの変化などによって頭痛が起きたり、めまい・立ちくらみが起きたりしやすい傾向があります。
どうでしたか?もし上記のいくつかに当てはまっているなら、妊娠している可能性があります。
「妊娠してるかも?」と思った人は、続きを読んで参考にしてみてくださいね!
「妊娠したかも?」まずは妊娠検査薬でチェック!

ドラッグストアで手に入る妊娠検査薬を使ってチェックしましょう。早く結果を知りたい気持ちはわかりますが、あまりにも初期だと正しく判定できないことがあります。
妊娠検査薬を使うおすすめのタイミングは、生理予定日を約1週間過ぎた時期。その頃になると、妊娠中に作られるホルモンhCGが尿の中に出てくるようになるからです。
パートナー(夫・彼)への報告は早めに!

赤ちゃんができた喜びをまず最初に報告したいのは、赤ちゃんのパパであるパートナーですよね!
病院へ行ってからパートナーに報告するという人もいますが、初めての妊娠の場合、ママもいろいろ不安です。そんな気持ちを2人で共有すれば、ストレスも軽減できますよ。
なので、病院へ行く前にパートナーに妊娠したことを伝えるほうがいいんじゃないかな~と思います。
産婦人科へは生理予定日の約2週間後に!

生理がない!妊娠検査薬で【陽性】が出た!…となると、すぐさま産婦人科を受診したくなりますよね。
でも、実は、生理予定日(妊娠4週目)頃に受診しても、子宮内に胎嚢(赤ちゃんが入ってる袋みたいなの)が確認できないことがほとんどで、産科医に「また2週間後に来てね~」と言われ帰されます。
胎嚢が確認できないんだから、当然、赤ちゃんの心拍も確認できません。なので母子手帳ももらえません。そこから2週間、ちゃんと妊娠できてるかどうか、不安にさいなまれる日々を過ごすことになります…。
なので、産婦人科へは生理予定日の2週間後くらいに行きましょう。ただし、生理不順の人はすぐさま行ってくださいね!
産婦人科を受診する際のポイント
病院は婦人科・産婦人科ならどこでもOK
もし「ここで出産したい」と思っている病院・産院があるなら、初診時からそこへいくのがおすすめ。出産の予約がとりやすくなりますよ。
「生理」にまつわる情報をまとめていこう
産婦人科で必ず聞かれるのが「最後の生理がいつ始まったか?」ということ。また月経の周期(例:28日おきに生理がくる)もわかっている方がいいですよ。
産科医はこうした情報から妊娠週数や出産予定日を計算し、またその時期の胎児の大きさとして正常かどうかをチェックするそうです。
服装は、ズボンよりスカートがおすすめ
妊娠の確認は「経膣エコー」なので、ショーツを脱ぐ必要があります。スカートならイスの前でパッとめくりあげるだけで済むのでスムーズ。
ズボンでももちろんいいですが、下半身が全裸になるので、誰も見てないとはいえちょっと恥ずかしさはあります…。
お金は多めに。2万円あれば安心
初診料や診察料は、病院によって異なりますが、大体5,000~15,000円くらいかかります。
初診時に妊娠の有無を調べるだけでなく、妊娠に備えての子宮頸がん検査や尿検査をする場合もあるから高くなっちゃうようです。
心拍が確認できたら、母子手帳をもらおう!

無事、病院で心拍を確認できたらひと安心ですね。産科医か助産師さんから「母子手帳、もらってきてね」と言われるので、ウキウキしながら市役所や区役所へGOですよ!
「母子手帳をもらいに来ました」と言えば、【妊娠届出書】を渡されるのでその場で記入すれば母子手帳を交付してもらえます。
市区町村によっては、交付前に保健士さんとお話する機会を設けているところもあるので、体調や仕事のこと、保育園のことなど、気になることがあればアレコレ質問してみましょう。
