はじめての出産って、わからないことだらけですよね。よくある「出産準備品リスト」を見ると、買わなきゃいけないものがいっぱいあり過ぎて、本当にこんなに必要なの?と戸惑ってしまいます。
そこでこの記事では、秋冬生まれの赤ちゃんに本当に必要なアイテムを、11月と12月生まれの子を持つ私がまとめてみました。
実際に使って良かったアイテム、買っておけば良かったと後悔したアイテム、不要だったアイテムなどもご紹介します。
これから出産準備をされる新米ママ・パパさんはぜひ参考にしてみてくださいね!
出産準備はいつ頃から?
臨月に入る前までに、すべて準備しておくのがベストです!というのも、予定日よりずっと早くに出産することになってしまった友人も何人かいたからです。(1カ月前に破水とか…)
できれば出産予定日の2カ月ほど前から赤ちゃんの衣類やお世話グッズなどを選びはじめ、臨月目前になったら赤ちゃん用のおふとんなど大物を準備するのがいいですよ。もちろん一気に揃えてもOKです!
秋冬生まれ赤ちゃんの出産準備品リスト

秋冬生まれの赤ちゃんのために準備しておくべきアイテムをリストにしてみました。
リストに表記している★印は、出産前に絶対揃えておくべき!と私が思うもの。これさえ揃えておけば、当面の間は赤ちゃんのお世話に困らないでしょう。
リストにある他のものもいずれ必要になるものばかりですが、退院直後から使うものではないので、必要に応じてネットで注文しても間に合いますよ。
\秋冬生まれの赤ちゃん向け!出産前に買っておくべき物リスト/
① ★ | 短肌着 | 5~6枚 |
② ★ | 長下着/コンビ肌着 | 5~6枚 |
③ ★ | カバーオール/プレオール/ツーウェイオール | 5~6枚 |
④ | 防寒着コンビオール/バギーオール | 1枚 |
⑤ | セレモニードレス | 1枚 |
⑥ ★ | おくるみ/アフガン | 1枚 |
⑦ ★ | おむつ(新生児用) | 140枚(2週間分) |
⑧ ★ | おしり拭き | 6パック |
⑨ ★ | 哺乳瓶(瓶/使い捨て)(※早めに職場復帰するなら) | 適量 |
⑩ ★ | ミルク(粉/個体/液体)(※早めに職場復帰するなら) | 適量 |
⑪ ★ | 哺乳瓶ブラシ、消毒器 (※早めに職場復帰するなら) | 各1 |
⑫ | 母乳パッド(使い捨て) | 1パック |
⑬ | 清浄綿 | 1箱 |
⑭ ★ | おふとんセット | 1セット |
⑮ | ベビーベッド | 1台 |
⑯ | 綿毛布 | 1枚 |
⑰ ★ | ベビーバス | 1個 |
⑱ | 湯温計 | 1個 |
⑲ ★ | ベビーソープ | 1個 |
⑳ ★ | ガーゼ(大/小) | 10枚くらい |
㉑ | バスタオル | 2~3枚 |
㉒ ★ | 綿棒 | 1パック |
㉓ ★ | ベビーローション | |
㉔ | 爪切りバサミ、ピンセット | 各1個 |
㉕ ★ | 授乳ケープ | 1枚 |
㉖ ★ | 車用のベビーシート (※退院時に車を使うなら) | 1台 |
㉗ | 抱っこ紐 | 1枚 |
㉘ | ベビーカー | 1台 |
★印をつけていないものでも「必要そうだな」と思ったら、事前に準備しておくことをおすすめしますよ!
さあここからは、リストに挙げたアイテムの「使い方」や「必要度合い」について解説していきます。おすすめアイテムもご紹介しますので出産準備に役立ててくださいね。
秋冬生まれの出産準備品【衣類】

赤ちゃん用の衣類って、ネーミングが独特…。似たような形状なのに呼び名が違ったりするので、本当にややこしいですよね!
メーカーやベビー用品店の出産準備品リストを見ると「いろいろな種類の衣類を揃えなくては」と思ってしまいますが、新生児期は以下の衣類があれば十分事足りますよ!
【衣類】のリスト
① ★ | 短肌着 | 5~6枚 |
② ★ | 長下着/コンビ肌着 | 5~6枚 |
③ ★ | カバーオール/プレオール/ツーウェイオール | 5~6枚 |
④ | 防寒着コンビオール/バギーオール | 1枚 |
⑤ | セレモニードレス | 1枚 |
⑥ ★ | おくるみ/アフガン | 1枚 |
★印は出産前にマストバイなアイテムです。
①短肌着、②長下着、③カバーオール ★
生まれたての赤ちゃんには、①~③の衣類をこの順番で重ね着させます。
①は「下着」、②は「ババシャツ」、③は「部屋着」みたいなもんですよ。新生児のサイズは「60サイズ」が一般的です。最初はブカブカでもすぐ大きくなるので大丈夫です!
「赤ちゃんの服、それぞれ5~6枚ずつもいる?多いなあ!」と思いますよね。私もそう思いました。実は赤ちゃんって、ミルクの吐きこぼしや排泄物でしょっちゅう衣類が汚れるので、洗い替えがめっちゃ必要なんですよね。
短肌着とコンビ肌着は数枚のセット売りが便利です。真っ白の肌着は新生児の無垢な感じによく似合いますが、柄物もかわいいですよね!
④防寒着/コンビオール/バギーオール
④は足先まですっぽり覆える「コート」だと思ってください。秋冬生まれは寒い時期にお出かけデビューするのでこのコートは必須ですが、多くの赤ちゃんは生後1ヵ月の検診まで外出することはありません。なので、あとからネットで買えば間に合いますよ。
もし里帰りなどをせず、産後すぐに自宅で家事や育児をしなくちゃならない方は、スーパーへ行く際などに必要になるので、産前準備しておきましょう!
秋冬に生まれた子は、春先の生後5カ月くらいまで着るので、買うサイズは70がベスト!もし翌年1歳になってからも着させたいなら80サイズがおすすめです。
⑤セレモニードレス
セレモニードレスは「退院時やお宮参り用」の服。病院からの退院時に着せたい方は、産前に準備しておいてくださいね。かわいいドレスを着て退院している赤ちゃん、何人か見かけましたよ~。
私はドレスは買わず、退院時にちょっとかわいいカバーオールを着せました。お宮参りも和装でドレスを着る機会がないなと思ったので、買いませんでした。ないならないで、大丈夫なアイテムですね。
ドレスは本当かわいい!私のようにお宮参りが和装の場合でも、下にドレスを着せれば活用できるし、写真館での撮影にも使えますよ。
⑥おくるみ/アフガン ★
おくるみ/アフガンとは、赤ちゃんをくるむために使う大判の布。呼び名は違いますがほぼ同じものです。
素材は綿・ガーゼ・パイル地・フリース・ニットなどいろいろなものがあります。秋冬生まれの赤ちゃんには、まずはあったか素材のものを準備してあげると防寒着代わりにも使えて便利ですよ。
私は退院時に赤ちゃん用のコート(④の防寒着)を持っていなかったので、服を着せた赤ちゃんをあったか素材のおくるみでくるんで帰宅しました。
また、おくるみで新生児期の赤ちゃんを「おひな巻き(手巻き寿司のようにくるむ)」してあげると、安心してよく眠ります!助産師の友達に教えてもらった方法です。おひな巻きするなら、綿やガーゼなど薄手のおくるみがおすすめですよ。
私は出産のお祝いでいろいろな素材のものをいただいたので、季節に合わせて使い分けていましたよ。
厚めのコットンやタオル地、ネル、ニットのような素材のおくるみ/アフガンは防寒着としても重宝します。
秋冬生まれの出産準備品【おむつ・ミルク】

おむつとミルクは新生児の必需品!ママのおっぱいがよく出る場合はミルクは不要…と思いますが、自分が病気になったときや災害時の備えとして準備しておくと安心ですね。
【おむつ・ミルク】関連のリスト
⑦ ★ | おむつ(新生児用) | 140枚(2週間分) |
⑧ ★ | おしり拭き | 6パック |
⑨ ★ | 哺乳瓶(瓶/使い捨て) (※早めに職場復帰するなら) | 適量 |
⑩ ★ | ミルク(粉/個体/液体)(※早めに職場復帰するなら) | 適量 |
⑪ ★ | 哺乳瓶ブラシ、消毒器 (※早めに職場復帰するなら) | 各1 |
⑫ | 母乳パッド(使い捨て) | 1パック |
⑬ | 清浄綿 | 1箱 |
★印は出産前にマストバイなアイテムです。
⑦おむつ、⑧おしり拭き ★
おむつとおしり拭きは、マストアイテムです。新生児期の赤ちゃんは2、3時間おきにミルク・母乳を飲むので、1日に10回以上おしっこやうんちをすることも。信じられないようなスピードで、おむつがなくなるので、事前に2週間分くらい購入しておくと安心です。
私のお気に入りはメリーズ。でも、最近はどの製品も高性能なので、どれを選んでも間違いないですよ。
◎上質な肌触りのおむつなら、
・「パンパース はじめての肌へのいちばん」
・「ユニ・チャーム ナチュラルムーニー」
・「大王製紙 グ~ンはじめての肌着」
◎コスパが良くそこそこの品質なら、
・「花王 メリーズさらさらエアスルー」
・「パンパース さらさらケア」
・「ユニ・チャーム ムーニーエアフィット」
・「大王製紙 グ~ンまっさらさら通気」
おしり拭きはサイズアウトしないし、ウェットティッシュ代わりにも使えるスグレモノ。「爆買いかよ?」というレベルで買い溜めしても大丈夫ですよ~(笑)
⑨哺乳瓶、⑩ミルク、⑪哺乳瓶ブラシ・消毒器 ★(早めに職場復帰するなら)
哺乳瓶とミルクと哺乳瓶ブラシ・消毒器は、早めに仕事復帰したいママ・パパの必須アイテム!保育園では哺乳瓶を使うので飲みなれていないと大変だからです。
母乳がガンガン出ているママでも、たまに哺乳瓶でおっぱいをあげて慣れさせておくのがおすすめ。ママが風邪をひいたときや、息抜きに外出したときに、ママ以外の人がお世話できるので楽ですよ。
私は産後1カ月くらい母乳とミルクの混合だったので、哺乳瓶と粉ミルクを準備しておいて正解でした。夜中の授乳がしんどいときは、実家の母が哺乳瓶でお世話してくれました!ありがたい。
母乳育児をするつもりでも産後数日で乳首が切れ、痛くて母乳があげられなくなったママ友もいるので、無理のない程度にがんばりましょう。
ちなみに、退院時に粉ミルクや哺乳瓶をプレゼントしてくれる産院もありますよ~。
最近の哺乳瓶はおしゃれなデザインのものがいっぱいで迷ってしまいますね!新生児のうちはそんなにたくさん飲まないので、容量の小さいタイプでいいですよ。
私のおすすめは個包装タイプのミルク!粉タイプやキューブタイプがあります。とりあえずこれを買っておいて、産後、母乳の出が悪そうだったら、大容量でお得な缶タイプを買いましょう。
最近認可された液体ミルクもおすすめです。もし余っても災害時の備えとして使えます。
新生児が使う哺乳瓶は衛生面が心配!哺乳瓶の細かいパーツを洗うための道具があると安心です。
哺乳瓶の消毒は煮沸でもできますが、「面倒だな~」と思う方には電子レンジで消毒できるアイテムをおすすめします!
⑫母乳パッド
母乳パッドは、母乳の出がすごく良くなってきてから買えば間に合います。産後1、2週間は赤ちゃんの吸引力もそれほど強くないので、母乳が泉のようにあふれ出てくる人は少ないかな。それ以降は服にシミができるほど出てくるので母乳パッドがあると安心です。
漏れた母乳が服や下着につくと黄ばみになるし、自分の体温に温められるせいか、ちょっとニオイます(笑)。夏場はかなり臭くなりますので母乳パッドが欠かせませんでしたよ!
⑬清浄綿
清浄綿は、減菌精製水をコットンにしみこませたもの。下の子を産んだ病院で授乳前に乳首を拭くよう指導されたので使っていました。上の子の病院ではそのまま授乳していたので、別に拭かなくても支障はありませんよ。
産後はお股から「悪露」が出続けます(大容量の生理が何週間も続く感じ…)。そんなときにデリケートゾーンを清潔にするのにも役立ちました。
秋冬生まれの出産準備品【寝具】

生まれてくる赤ちゃんを、どこでどうやって寝かせるか、家族で話し合ってから寝具を選びましょう!
【寝具】のリスト
⑭ ★ | おふとんセット | 1セット |
⑮ | ベビーベッド | 1台 |
⑯ | 綿毛布 | 1枚 |
★印は出産前にマストバイなアイテムです。
⑭おふとんセット ★
おふとんセットとは、掛布団・敷布団・掛カバー・シーツ・枕・パットなどがセットになったものです。
日本製のもの、洗濯機で洗えるものなど、デザイン以外の点にもこだわって選んでくださいね。
⑮ベビーベッド
ベビーベッドは立ったまま赤ちゃんのお世話ができるのでラクですが、大物なのでサイズ選びは慎重に!
ベビーベッドにも大きめ・小さめがあるので、置き場所のサイズに合うものを購入しましょう。
わが家の場合、上の子はほとんどベビーベッドでは寝ず(遊んではいたが)、下の子のときにやっと元が取れた感じ…。ベビーベッドで寝る子かどうかは使ってみなければわからないし、使用期間の短い家具なので、レンタルにするのも賢い方法だと思います。
また、兄姉やイヌ・ネコなどのペットがいるご家庭なら、赤ちゃんをアクシデントから守る意味で必要ですね。
1カ月から借りられるタイプもあるので、実家に里帰り中だけ借りる…という使い方もできますよ。
⑯綿毛布
⑯の綿毛布は、布団の上にかけたり、シーツ代わりに敷いたりして、温度調節に使えます。おふとんセットに入っている場合もありますし、大人用の毛布やブランケット、バスタオルなどでも代用できます。
将来、保育園のお昼寝用としても必要になるので、買っておいて損はないですよ。
秋冬生まれの出産準備品【お風呂・衛生】

生まれたて~生後1か月くらいまでの新生児はとても小さいですが、汗をよくかき、1日に何回もおしっこやうんちをします。あせもやおむつかぶれを防ぐためにも、毎日の沐浴が欠かせません!
新生児期の赤ちゃんは抵抗力が弱く、大人と同じ湯舟につかると細菌などに感染する恐れがあります。赤ちゃん専用のお風呂を用意してあげてくださいね。
【お風呂・衛生グッズ】のリスト
⑰ ★ | ベビーバス | 1個 |
⑱ | 湯温計 | 1個 |
⑲ ★ | ベビーソープ | 1個 |
⑳ ★ | ガーゼ(大/小) | 10枚くらい |
㉑ | バスタオル | 2~3枚 |
㉒ ★ | 綿棒 | 1パック |
㉓ ★ | ベビーローション | |
㉔ | 爪切りバサミ、ピンセット | 各1個 |
★印は出産前にマストバイなアイテムです。
⑰のベビーバス ★
⑰のベビーバスは産後すぐに必要になるアイテム。生後1カ月を過ぎるまでは大人と同じ湯舟はNGなので、ベビーバスで沐浴させてあげてくださいね。
私は洗面台で使えるコンパクトなベビーバスが欲しかったのですが、先に実家の母が昔ながらのベビーバスを購入していたのでそれを使用しました。「でかくて邪魔だなあ」と思っていましたが、夏場は赤ちゃんの水遊びにも使えたので、これはこれで意外と役立ちましたね。
おすすめは膨らませるタイプのベビーバス。使わなくなったらコンパクトにしまえるし、処分もカンタンです。
⑱の湯温計
⑱の湯温計はなくてもなんとかなるアイテムですが、1人で沐浴させる時などにあわてずに済むので、個人的にはおすすめです。
湯舟の温度は、冬場は40℃くらいが適温。手で湯加減を見ることもできますが、もしお湯がぬる過ぎたらかわいそうだし、冬なので沐浴中に少しずつ湯温が下がっていくのも心配でしたね。
実用的なものなので、メモリの見やすさを重視したほうがいいですよ~!
⑲ベビーソープ ★
デリケートな赤ちゃんの肌のために、低刺激・無香料のベビーソープを準備してあげてくださいね。「赤ちゃん用」と記載されていない製品でも、無添加のものや敏感肌用のものなら大丈夫ですよ。
水中の赤ちゃんを片手で支えながら使うので、泡で出るタイプがおすすめです。
⑳ガーゼ ★
ガーゼは赤ちゃんのお世話の必需品!何枚あっても困りません。ハンカチサイズのものと、手ぬぐいサイズのものを用意しておきましょう。
小さいサイズは赤ちゃんの顔や口元を洗うのに使います。大きいサイズを体全体にかけ、ガーゼの端を手に握らせてあげると、赤ちゃんは安心してリラックスできますよ。
沐浴時だけでなく、授乳時や汗・ヨダレ拭きにも使えるハンカチサイズのガーゼ。まとめ買いがオトクです。
いろいろなサイズのガーゼが入ったセットもおすすめ。デザインもいろいろありますよ~。
㉑バスタオル
バスタオルは大人用のものでもいいですが、ベビー用のバスタオルやバスポンチョなどかわいいものがいっぱい売られていますよ。寝相アートに使えるタオルなども人気です。
デリケートな赤ちゃんの肌にやさしい素材のものを選んであげましょう。
㉒綿棒 ★
ふつうサイズの綿棒だと大きすぎて使いにくいので、ベビー用の細めのタイプを準備しておきましょう!新生児期のおへその消毒や、目ヤニ・鼻の掃除をするときにも便利です。
赤ちゃんのお世話のほか、子どもの耳掃除やママのメイク、リモコンなど細部のお掃除にも使えます!
㉓ベビーローション ★
冬場の赤ちゃんのスキンケアに欠かせないベビーローション。お風呂上がりの湿った肌につけてあげると、保湿感がアップするのでおすすめです。
うちの子は2人とも乾燥しやすい肌質だったので、ベビーローションやワセリンが欠かせませんでした。
秋冬生まれの赤ちゃんは暖房で乾燥した室内で過ごすので、しっかり保湿してあげてくださいね。
㉔爪切りバサミ、ピンセット
爪切りバサミとピンセットは、出産後落ち着いてから、ネットなどで購入しましょう。
新生児の爪はとっても小さく、しかも薄くて柔らかいので、ベビー用の爪切りバサミでないと上手に切れません。
「ピンセットって何に使うの?」と思いがちですが、赤ちゃんの鼻くそや耳アカを取り除くときに重宝しましたよ。
生後間もない赤ちゃんでも爪が伸びていると顔を引っ掻いてケガをするので、こまめに切ってあげましょう!
秋冬生まれの出産準備品【おでかけグッズ】

「生後1カ月の検診」まで、多くの赤ちゃんはほぼ外出することがありません。それでも産院から自宅までの移動はあるし、手伝ってくれる家族がいないときは赤ちゃんを連れてスーパーに行くこともあるでしょう。
考えられるおでかけシーンを予想しながら、出産前に準備しておくべきおでかけグッズを選んでくださいね。
【おでかけグッズ】のリスト
㉕ ★ | 授乳ケープ | 1枚 |
㉖ ★ | 車のベビーシート (※退院時に車を使うなら) | 1台 |
㉗ | 抱っこ紐 | 1枚 |
㉘ | ベビーカー | 1台 |
★印は出産前にマストバイなアイテムです。
㉕授乳ケープ ★
授乳ケープはお出かけ時の必須アイテム。授乳しているシーンを他人に見られずに済むので、外出先に授乳スペースがないとき重宝しますよ。
無地のものは母乳やヨダレなどの汚れが目立ちやすいので、個人的には柄物がおすすめですよ。
㉖ベビーシート ★(※退院時に車を使うなら)
ベビーシートは車を所有しているなら必須のアイテム!退院時にすぐ使えるよう、出産前に準備しておきましょう。ベビーシートは新生児から1歳頃までしか使わないので、個人的にはレンタルがおすすめ!
わが家は車を持たないファミリーのため、実家の車用にベビーシートをレンタルしました。出産した病院から実家までのわずか30分間の乗車でしたが、抱っこではやはり心配だったなので…!
1カ月単位で貸し出してくれるショップや、新品を借りられるショップもありますよ~。
最近は、「ベビーシート」をそのままベビーカーに装着して使えるトラベルシステムタイプの製品が登場しています。ベビーシートとベビーカーをそれぞれ単品で買うよりも、トラベルシステムのほうが便利でお得ですよ!
赤ちゃんは車内だとよく眠ります!トラベルシステムならすやすや寝ている赤ちゃんを、そのまま室内やベビーカーに移動させられるので便利ですよ。
㉗抱っこ紐
抱っこ紐は、たいていの場合、出産前に買う必要はありません。生後1カ月を過ぎれば縦抱きの抱っこ紐が使えるようになるので、あとから購入しても十分間に合います。
ただし里帰りをしない人や、家族に家事を手伝ってもらえない状況の人は、横抱きも縦抱きもできる抱っこ紐やスリング、スワドルなどを準備しておくと安心ですね。
新生児期は横抱きができ、成長後は縦抱きができる抱っこ紐。新生児でもずっと腕で抱っこしているとしんどいので、横抱きができる抱っこ紐はいいですよ!
ベビースリングを使うと、赤ちゃんはお腹の中にいたときのような丸まった体勢になれるので安心してよく眠ります。寝かしつけにも便利ですよ!
授乳にも使えるので、抱っこで腱鞘炎になっちゃったママにもおすすめ。
㉘ベビーカー
ベビーカーも、出産してから購入すればいいアイテムです。ただ、新生児期によく外出する予定があるならA型ベビーカーを準備しておきましょう。
新生児期から使うならA型ベビーカーがマスト!赤ちゃんに振動が伝わりにくい構造のベビーカーがたくさん開発されていますよ。成長したらB型に変形できるタイプは長く使えるのでおすすめです。
出産準備にこれもおすすめ!【番外編】

1 グラム単位ではかれる体重計
私の親友の出産祝リクエストは、「グラム単位ではかれる体重計」でした!この体重計があれば、母乳がちゃんと出ているか、赤ちゃんがしっかり吸えているかを調べることができます。
授乳の前と後に赤ちゃんの体重をはかって、『どれだけ母乳がでているか?』『どれだけ赤ちゃんが母乳を飲んだか?』を調べるんです。どこの病院・産院でも同じ方法だと思います。
産後すぐは赤ちゃんの吸う力も弱く、母乳も全然でないので、1回の授乳で3ml…ということもザラ。日を追うごとに出る量・飲める量が増えてきます。
生後1週間ほど経ってもまだ赤ちゃんの体重増加がいまいちだったら、母乳が十分に出ていないので、栄養を補うためにミルクを追加します。
50グラム単位ではかれる精密な体重計。赤ちゃんを抱っこして軽量したあとに、自分1人の体重をはかれば、赤ちゃんの体重が出せますよ!
ベビースケールだと1グラム単位ではかれますが、赤ちゃんが動いてはかりにくいので大人用のものがおすすめです。
2 おしり拭きウォーマー
赤ちゃんは寝ているときも、うんちやおしっこをします。真冬のとくに夜中は、暖房をつけていてもひんやりしているので、冷たいおしり拭きを使うのが本当にかわいそうで…。
正直、出産前は「いらないわ~」と思っていましたが、産後に結局買ってしまいました。そんなに出番はなかったので、もし予算に余裕があるならおすすめしますよ。
コンビのおしりふきウォーマーは、市販のおしりふきをパッケージごとセットして使える点が魅力。コード式ですが省エネタイプなので、電気代は1日約5円強。冬の夜しか使わないならもっとかかりませんね。
出産前に買わなくても良かったアイテム
よく出産準備品のリストに出ているものの、出産前にあわてて買わなくても良かったな~と個人的に思うアイテムをピックアップしてみました。
1 寒さ対策になりそうな「ベビーソックス」
秋冬は寒いのでソックスもいるのかな~と思いますが、新生児期には不要です。赤ちゃんは手や足から放熱して体温を調節しているので、裸足のままがいいんですよね。外出時は足先まで覆える服を着るのでソックスはいりませんでした。
2 顔のひっかき傷対策「ミトン」
長男は顔のまわりに手をやる癖があり、よく顔をひっかいていたのでミトンが必要でした。一方、長女のときは全く出番がなく、新品のまま放置…。ミトンは産後、必要に迫られてから買えばいいアイテムですね。
3 こぼれたミルクを拭く「授乳用のスタイ」
首の座っていない新生児の首回りにスタイを付けるのは、私には難しかった…。赤ちゃんの口もとを拭くのならガーゼで代用できるので、とくに必要ないですよ。
4 新生児には不要!「スリーパー(かいまき)」
よく「出産準備リスト」に載っているスリーパー(かいまき)は、寒い冬の必需品ではありますが、新生児にはまだ必要ありません。
5 秋冬はニオイがしにくいから不要!「おむつ用ごみ箱」
使用済みおむつを専用カートリッジで密閉して使うタイプのごみ箱、「便利そうだな~」と思って購入しましたが、秋冬はニオイがしにくいのであまり必要ありませんでした。
ミルクや母乳しか飲んでいない赤ちゃんのウンチは大人のように臭くないので、よほど溜め込まない限り気になりませんよ!シンプルなフタ付きのもので十分だと思います。
出産準備を万端にして、心に余裕をもとう!

はじめての出産は誰にとっても不安なもの。出産もドキドキなのに、その後に始まるリアルな「赤ちゃんのお世話」なんて想像つかなくてもあたりまえです!
今回は、秋冬生まれの赤ちゃんのために準備しておくべき最小限のアイテムをご紹介しました。出産予定日の2カ月前くらいになったら、少しずつ出産準備を整えていってくださいね。
なお、出産を控えたママのための準備品は、別記事でまとめたいと思います!